書籍の紹介：モチベーション3.0

インストラクションの達人とは

本書にはいろいろな視点から「インストラクションの達人とは何か」について書いてありますが、 最も一般的なものをまとめると、

• インストラクションする対象の熱意と知識
• 他人の熱意と関心を駆り立てる能力
• 他人に対し、あるインストラクションが必要であり、 会社と個人の双方の目標に合致することを説得する能力
• インストラクションを咀嚼しやすくなるまで小さくし、 それを理解しやすい順序に並べ替える能力
• インストラクションの受け手に任務を遂行させる忍耐力
• 途中で出会う障害物を認識する能力

となります。要は、インストラクションのレシピで書いた目的、目標、手順、時間、予測、失敗を伝えることが出来るかどうか、ということです。

こうしてみると、改めて「勉強をしなさい」と伝えることは難しいことなんだと思います。 難しいからこそ、「勉強をしなさい」と頭ごなしに伝えるしかないと思っていらっしゃる方が多いですよね。 私たち家庭教師も、お子さんが勉強をしたいと思うために様々な切り口から作戦を立てます。 家庭教師の時間だけ勉強しても、大きな成果は期待できません。

まとめ